男の磨き方決定版>男は作務衣や甚平を着よう

最近は男の人で普段着は作務衣を着たり甚平を
来たりする人が多くなってきた。
洋服のズボンとシャツ姿より落ち着いて、
リラックスしているように見える。

この作務衣は元々「作務」（禅門での日々の
業務、例えば掃除や薪集めなど）をする時に
着る服という意味である。
今のは上着とズボンと上下に分けられるが、
元々は作務衣の上着が膝くらいまであった
という。
一方甚平は下町の人の日常着る衣類として
作られたそうである。
もともと、甚平は戦国時代に下級武士の
陣羽織を真似て作った「雑兵用陣羽織」の
意味であるから「陣兵羽織」が「甚兵衛羽織」に
なったとのことである。この羽織を着物に
仕立てたのが甚平なのである。

無論、作務衣と甚平は見た目が違うし、
甚平は夏用というイメージが強い。
今では作務衣は神社でも作業用に着たりするし、
和服の普段着あるいは作業着として
不動の地位を築いたと言ってよいであろう。