男の磨き方決定版>男のための祭式入門その２

さて祭式の続きであるが、前回は正式なお辞儀の仕方であった。
素人と玄人を区別するのは、拍手の
仕方を見れば一発でわかる。
一般の人の拍手を見ると漫然と手をあわせているだけでピチっとしていない。
やはり拍手にも正式なやり方がある。

正式な拍手は、まず両手を伸ばし手のひらを合わせるのだが
合わせた後、右手のひらを約１−２センチほど手前にづらすのである。
そして２回拍手する。この拍手もゆっくりと威厳をもって行う。
よく見られるのがパンパンと急いで打つやり方。
これはダメだ。
やはり。パーン、パーンと拍手と拍手の間に一呼吸ほしい。

拍手をした後は右手をもとに戻して左手ときちんと重ねる。
そうして、両手を両膝につけ９０度腰を曲げて１回お辞儀する。
これが正式な参拝方法である。
この方法で行えば必ずや目立つに違いない。