男の磨き方決定版>男にとってのマムシの効能

マムシと言えば男の強精剤として有名である。
しかし、実際には強精効果のもととなる有効成分は
解明されていない。もちろんマムシに豊富な
栄養成分が含まれている。

マムシの蛋白質を構成する
アミノ酸が豊富であったり、なかでもタウリン、
メチオニン、チロシン、グルタミンは神経の
高ぶりを抑える働きをする。まあ、タウリンなんかは
リポビタンDには1000mg含まれている。これらの良質
タンパク質が精子の生産を則すと言われている。

マムシの脂肪は動物性ではあるけれどリノール酸を
多く含んでいるので動脈硬化を予防したり、悪玉コレステロール
を減らしたりする。またマムシの筋肉や内臓に
はペプチドが多く含まれておりこれは体内の
生理活性により働きをし、血流を上げたり血圧を下げる働きを
するという。昔の人々は当然のことながら、このような
栄養学的な知識を持っていたわけではなく、全くの
自分たちの経験からマムシを滋養強壮剤と珍重してきたのだろう。

漢方でも反鼻（はんぴ）と言ってマムシの皮と内臓を取り除いて
乾燥させたものを強精剤としてとしているし、胆嚢を乾燥させた物
を蛇胆（じゃたん）と言って珍重されている。
最初にマムシを食した人がその強精効果によほどびっくりして
それが長い年月を経て伝承されているということはやはり
マムシは強精効果アリに違いない。